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麗しのサブリナのsensatismのレビュー・感想・評価

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)
3.7
2020/153
ヘプバーンの衣装がアイコニックな映画 パリからの帰路、駅で纏っていた黒のタイトスーツ、刺繍が印象的な純白のイブニングドレス、ライナスとデート時に着用していた黒のカクテルドレス この3着はヘプバーンがパリでジバンシィと直接対面して購入したのだって ヘプバーンが連絡を取ったとき、ジバンシィはてっきりキャサリン・ヘプバーンと勘違いしたらしい
好きな映画
ワイルダー監督作品ってコメディやロマンスがテーマであっても死や暴力の影が並存しているなと感じていたら、彼は母親義父祖母をホロコーストで亡くしていたのだね
直接の因果関係はわからないけど、そういう特殊な背景が一筋縄ではゆかない作品を生み出しているのかもしれないな

What about David? What's she say about David?
Not a word.
That's good.
No,wait a minute. Here's something.
"I don't think of David very much anymore."
That's good.
"Except at night."
That's bad.
"I decided to be sensible the otherday, and torn up David's picture."
That's good.
"Could you please airmail me some Scotch tape."
That's bad.

ビリー・ワイルダー監督のこういうユーモラスで洒落た台詞回しすき

It's all in the family.
ずるいな〜

プラスチックハンモックから映されるライナスの揺らめく顔が良かった ポーカーフェイスが不意に崩れる瞬間
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