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殺しの接吻のkiritoのレビュー・感想・評価

殺しの接吻(1968年製作の映画)
3.1
【口紅💄】

たまには発掘良品でもと思う時に絶対に守るのは事前評価は調べず、ジャケット一本勝負。

でだ、サスペンスっぽいこれにしてみた…
犯人クソマザコン野郎じゃんwww

神父、かつら店の店員と様々な人物に扮しながら5人の女性を殺害する男と、事件を追う少しおっちょこちょいの刑事モーリス。そしてちょっとのラブストーリー。

バスに置かれた新聞、終盤の追いかけっこのシーン、回想、額縁の絵と真ん中だけくり抜かれた空間からみる舞台のラストショットといいかなりカメラワークや演出的には目を見張る部分が多かった。

しかし、これはサスペンスというよりかはコメディ寄。殺人事件起きても刑事は結構ケロッとしてるし、肝心の殺人シーンもすぐ終わる(途中から略される)ので緊張感のカケラもない。

犯人はお母さんのこと大好きすぎて考察して、額にキスをした後に、口紅で唇を書くというちょいサイコパスなおじさん。
結構賢くて刑事との電話のやりとりはまあよかった。

まあ普通に面白い。といったところか。

2020.5.19
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