三四郎

あゝ予科練の三四郎のレビュー・感想・評価

あゝ予科練(1968年製作の映画)
3.0
父母も花にもがもや草枕旅は行くとも捧ごてゆかむ

-父や母が野に咲く花だったらどんなにいいだろう 旅に行くにも捧げ持って行くことができるのに

俊夫と姉の関係いいなぁ。仲睦まじい姉弟。
「姉さん、そろそろ結婚しろよ」
「急に何を言い出すのかと思ったら。…覚えてる?僕の理想とする男性と結婚してくれって」「ああそうか、言ったっけ」「早く見つけて。そんな素晴らしい人」「弱ったな」「冗談よ」
このお姉さん役の女優さん、エロキューションが良い。舞台の人かしら。

一郎の夢を見た女学生は大原麗子だったのかぁ。可愛らしい手紙だった。

なんとなく東宝らしい特撮のダイナミックさがないから、東映映画かなと思いながら観たが、やはり東映だった。
映画会社によって戦争映画の撮り方が違う。
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