naoズfirm

マイ・フレンド・フォーエバーのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

4.0

友達🎬

ストーリーは主人公の隣の家に引っ越してきた少年との出会いをきっかけに二人のかけがえのない確かな友情を描いていました。作品は二人の少年の交流を通じ、友情・差別・冒険・死・成長などを描いていました。作品は子供の純粋な想いが描かれ、エイズ患者であるデクスターを子供や大人たちが避ける中で、主人公エリックは彼に正面から向き合い、彼を救う為に行動した姿は胸が締めつけられました。またデスクターの身体は日に日に病に蝕まれますが、彼の心はエリックの存在により救われました。作中で彼が見せた笑顔は心の奥底から湧き上がるモノだと考えると涙します。個人的にはデクスターの死後、エリックを連れて家に帰る車中のシーンが印象的でした。普段は気丈に振る舞っていた母親でしたが、想いが溢れた姿から強さと愛を感じました。今作は心のない人たちへの反定立であり、事実を自分の目で見て判断することの大切さを描いていたと思いました。
naoズfirm

naoズfirm