このレビューはネタバレを含みます
こんな映画泣くに決まってる…。
「いつか病気が治ったら3人でおっきいパフェを食べよう」って気遣いでもなんでもなく純粋に言えるエリックでまず泣いた。
そして一緒に治療法を探して結構危ないことしてる二人を、ハラハラしつつも微笑ましくみてた。
一番泣いたのは、デクスターのお母さんの
「もう一度あの子を叩いたら、あんたを殺すわよ」ってシーン。
エリック、治療法だなんだ言って
わざとじゃないにしても毒草飲ませたり、
いかにも嘘くさい雑誌の記事を読んで
2000kmも離れたニューオーリンズに
二人で旅に出てそこでデクスターも危険な目に遭ったりと母親からしたらほんとふざけんなってことが何度もあったと思う。
でもエリックと遊びに行くのに本当に嬉しそうに走っていくデクスターの後ろ姿が、
お母さんには何よりも嬉しかったんだろうな…。
だからこそ、お母さんのあの言葉にはエリックに対しての本当の感謝の気持ちが詰まってた。
「自分の息子に対して手をあげるなんて」みたいな気持ちもあったかもしれないけど、何よりもエリックに対しての感謝の方が大きかったように感じた。
友情、そして母親の愛情を感じられる映画だった…。