エリック少年とHIV患者であるデクスター少年の友情ストーリー。
これもしこのメイン2人が大人のカップルだったら途端に安っぽくなっちゃうんだろうなあ、何故かは分からないけど。
靴の件も子どもだから描けた名場面。
途中HIVの子が自分の血を武器として使うシーンがあるんですけど、申し訳ないけどワタシも戦慄しちゃいまして。心から恐ろしくて。だからこそエリックの接し方ってのが力を持つなあと。
なのでエリックの母親の感情も理解できなくはないのよ。極端すぎるけどさ。真剣にエリックのことを考えての叱責だと明確に分かる描写があればなおのこと良かったんだけど。なんかゾンザイだし。
輸血感染って前例もあるし起こり得るんだなあ。
人っていつ死ぬか分からなくて何が起こるか分からなくて、生きてるだけで幸せなのだと突き付けられるショックすぎる訃報が飛び込んで来た日に奇しくも鑑賞した本作。放心しきった1日じゃ。
追記
エリック役の人25歳で亡くなってる…なんじゃそりゃ…