あずきち

炎のランナーのあずきちのレビュー・感想・評価

炎のランナー(1981年製作の映画)
3.4
冬季オリンピックがやってるからオリンピック関連の今作観たわけじゃないよ('ω')笑


第8回パリ オリンピックを舞台に、ユダヤ人のハロルドとスコットランド人の宣教師エリックがランナーとして活躍するお話。

オリンピックは国を背負って戦うというイメージしかないのですが、ユダヤ人のハロルドには走る事で栄光を手に入れユダヤ人である事で向けられる差別をなくしてやる、真のイギリス人になってやるという目的があり、宣教師のエリックには神のために走るという目的があり(当時の時代的なモノもあるでしょうが)ただのスポ根映画ではないのは面白かったです💨
改めてあらすじを読んでると、そういえばイギリス代表としてオリンピックで活躍するこの2人はユダヤ人とスコットランド人か〜〜イギリス人ではないなぁ...(°_°)と思うとこの映画のその皮肉な部分すげぇな!!と思いました。

タイトルで流れる曲にはおぉ〜〜!!この曲!!!となり、最後にも流れたのには最初とは違うおぉ〜〜!という気持ちになりました(伝われ)
ハロルドが大学でサークル探し?してる時には長回しだったり、試合シーンでは走る姿にスローが使われていたり映像的にも面白くみれました。約100年前の試合風景にはなかなか興味深いものがありました('ω')芝生だったり、自分で穴掘ってスタートの準備するんだ〜〜と知らなかったです。

イギリスというお国の品格はすごい🇬🇧


ハロルドとエリックの見分けはさすがについたけど、他の若者が全く見分け付かなかったぞ...。同じ系統集めすぎぃ!!
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