1924年のパリオリンピックにランナーとして出場した二人のイギリスの青年を中心に、実話をもとに描いた作品。
ケンブリッジ大の学生でユダヤ人のハロルド・エイブラハムズとスコットランドの伝道師エリック・リデルの二人が主人公。
エイブラハムズは自分がユダヤ人であることに引け目を感じ、それを糧にプロのコーチに師事して勝つことを目指す。
一方、大学はアマチュア精神を尊び、それを快く思っていなかった。
エイブラハムズは大学と対立しながらも訓練に励む。
リデルは中国で布教活動を行っていたが、オリンピックで優勝を目指すために、イギリスで練習に励む。
しかしオリンピックの予選が安息日である日曜日になったことから、参加を断念するが......．
人種問題や宗教上の制約なども盛り込まれていて、当時の社会の考え方やオリンピックの様子もよくわかり、興味深い。
果たして二人はメダルを獲得できるのか？
ヴァンゲリスのテーマ曲がとっても有名で素敵すね♪
第54回 アカデミー賞にて脚本賞、作曲賞、衣装デザイン賞を受賞（1982年）
第39回 ゴールデングローブ賞にて最優秀外国語映画賞を受賞（1982年）
2021.7 BS TVで鑑賞
2020.7 BS TVで鑑賞
