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華氏451のhydrangeaのレビュー・感想・評価

華氏451(1966年製作の映画)
3.7
『突然炎のごとく』で掴みどころのない文学青年役のイメージが強かったオスカー・ウェルナーが、この作品ではやはり掴みどころはない上に薄気味が悪い感じもあって、存在自体がSFだ。
車やポストの赤や制服のデザインなどは、オフビート感があって興味深いが、当時はシリアスな心境でこれをやっていたのかな?
突然読書に目覚めて、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語なんでもござれになるのはファンタジーとして、本のチョイスに関しては、トリュフォー監督もさんざん楽しまれたことでしょうというラインナップ。
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