ヤマト

グリマーマンのヤマトのネタバレレビュー・内容・結末

グリマーマン(1996年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【 眩しすぎるグリマー(光)】

 コールとジムのコンビがたまらない。強くてカッコよくておもしろい。“シカ”という言葉は間違いなくキーワードになるだろう。

『グリマーマン』のグリマーとは、光という意味らしいのだが、見事に的を射たタイトルだと思う。
 一見、謎多き暗い男であると思わせて、光に照らされると正義だと判明する。いや、彼(等)の存在自体が光だと言っていい。ちなみに悪と見せかけて後から正義だとわかるこのギャップは、筆舌に尽くしがたい快感を覚える。
 一筋の正義(光)は、瞬く間に悪事を照らし、真実を暴く。そして派手に蹴散らす。グリマー(光)に目をつけられた闇はただ、それに侵食されるしかないのだ。

 コール(スティーヴン・セガール)が、ホテルに侵入して、文字通り悪事を正していくシーンが好き。
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