ヤベヒロシ

私は死にたくないのヤベヒロシのレビュー・感想・評価

私は死にたくない(1958年製作の映画)
3.2
短絡的な売春婦が、安易な考えで突き進み、無実の中で死刑宣告を受ける話。実話。

前半は裁判劇、後半は死刑の生々しさがじっくり描かれているのが特徴的。懲役、ガス室の描写、実際のガスの作り方なども材料含めてじっくり工程までみせてくるのは初体験、なんとも後味が悪い。

主人公の心境同様、映画も軽快で洒脱な感じがどんどん重々しく息苦しくなっていく。見応えはあるが、目を背けたい生々しさも特徴的な作品だ。
ヤベヒロシ

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