かえるのエリー

ノートルダムの鐘のかえるのエリーのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
3.7
初鑑賞。
娘が小さい頃にディズニーランドに行った時、パークで娘の好きなジャスミンに遭遇!なんか衣装が違う?と思いつつも写真を撮り、後日姉に見せたら「これ、ノートルダムのジプシーの娘だよぉ」と言われた。。。ええ、そうですね。

CGが当たり前になってきた昨今のアニメに慣れたためか、久しぶりにディズニーのねっとりと動く画を観てある意味新鮮。ノートルダム大聖堂や街の背景も良き。

以下ネタバレ感想

どうも眠気に誘われて4回目でやっと最後まで見終るほど、前半はやや退屈だったのだが、判事フロローがジプシーのエスメラルダに惹かれはじめるあたりから、おっ、そうくる?と前のめりに。手に入らないなら殺してしまえ、と街中を焼き払う様は、後のノートルダムの火災の事を思うと何という皮肉。

ラプンツェルでも感じたのだが、性悪な義理親に育てられたのにどうして健やかに育つのだろう。しかもカジモドは生まれつき個性的な風貌、グレても仕方なしの環境だが、そこはディズニーマジックなのだろう。そして、カジモドとはお友達止まりで、最終的に美男美女でくっつく様も、まさに(当時の)王道ディズニーだった。