イーストウッドノンフィクションは3本目。
印象を抱きようのない史実をいいとこで切り取ってくれるのでたまに見たくなる。
不快感をスカッとさせることが大事で題材は問わないのかもしれない。
詭弁でのらりくらり逃げ回る警部への不快感をハーン弁護士が追い詰めてスカッとする。
ゴードンの刑執行により手がかりが消えた不快感を行方不明児の帰還でスカッとする。
モヤモヤを目立たせる見せ方もいくらでも考えつく中でこれを手堅く守ることで見世物として成り立つことをイーストウッドはよくわかっているように思う。
それとは別に、アンジーもジェイソンバトラーもすごい。