obaさんの映画レビュー・感想・評価

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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

2.9

これはイヤホンで見た方がいい。

ルーベンを捨てないでいてくれたルーが優しい。
受け入れてしまえば、ハンデと捉えさえしなければ、最後の無音は日常になりえたんだなぁ。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.3

オマージュまみれのベタベタベタ映画。
これで予定の8割しかオマージュを入れられなかったというのだから世界は広い。
たぶん要素を拾えれば拾えるほどまともではない。
3Dガンダムが躍動感ありすぎたのでサン
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

1.6

フォーマット自体はベスト・キッド、劇伴はアフリカ向けの多国籍な雰囲気が漂う。

─新たな枢軸国として
 日本・ドイツ・ガーナの三国は
 軍隊を組織し
 ガーナアーリア人と名乗った
 ポンコツのイタリア
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.7

イーストウッドノンフィクションは3本目。
印象を抱きようのない史実をいいとこで切り取ってくれるのでたまに見たくなる。

不快感をスカッとさせることが大事で題材は問わないのかもしれない。
詭弁でのらりく
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プロジェクトA2 史上最大の標的(1987年製作の映画)

3.1

女の子は逃げていいし戦うにしても武器を取る必要がある、だから男はそれを守る必要がある、それでいいんだよなあ。

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.3

舞台上がりの俳優さんは声優やっても上手いんだよなぁ。

初めから最後まで人外しかおらん。笑

プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.3

ジャガーとフェイがいい味出してる。
フェイが強すぎて笑う。

大爆発はやっぱお約束。

コメディ要素盛り盛りなのがブルースと違うところ。

劇場版 空の境界/第二章 殺人考察(前)(2007年製作の映画)

2.4

ほんまにこの回だけ見るとストーカーして拒絶されただけの男なんですよね黒桐。
その滑稽さが許されるのがフィクションって世界ではあるのだけれど。

劇場版 空の境界/第一章 俯瞰風景(2007年製作の映画)

3.0

obliviousって水の星へ愛をこめてに似てるよね

話をゼロからやらないでとりあえず大体の人物が出揃ってるとこから始めて徐々に過去を明かしていくスタイル

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.4

中盤までは悪ガキざまあみやがれでスカッと見れたけど終盤一緒に行こうって言われた瞬間に家族の愛堕ちしちゃう流れがスピーディすぎてもう少しゆっくり溶かしてもろて、となった。

映像美と音楽、ジョニデの表情
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レッドブル(1988年製作の映画)

3.3

ソ連とアメリカのデカが共通の敵である悪党を捕まえるために公私で協力する話

たとえ睨み合う国同士の出であっても個人同士は簡単なきっかけで通じ合えればいいのにっていう願いの作品であり、でもあくまで虚構に
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レインメーカー(1997年製作の映画)

3.9

たぶん金が入るかよりも悪を悪と認めさせることが争点になったからこそ最後ブラック夫人はルーディを好意的に受け止めたんじゃないかなって思ってるし、そこに勝てた満足感はこちらにもある。

ケリー周りのエピソ
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.6

終盤セリフで「あ、こいつ死んだわ」と思ったキャラが5秒で死ぬ。死亡フラグの勉強になる。

カウンセラーの先生を抱かなかったのがすごい良かった。

「足を洗いたい」「身分を返してほしい」結末の違った二人
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

1.2

タレントの顔面で押し切る商業全振り実写化ラブコメ、いわゆる「見える地雷」。Markはたぶん「僕は明日、昨日のきみと〜」ぶりくらい。見える地雷だから踏みに行く覚悟を固めなければ踏みにいかないのです。>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

3.8

菰田邸のライターの補助照明とか割れたガラスと夕空とかリメイクで真似できなさそうな構図のいいところがチラホラ。

主演二人いいすね。大竹しのぶさんの心ここに在らずな感じもそうですが、内野聖陽さんの震えす
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.6

土壌に棲みついて、食物連鎖の下の方から勢力下に置いていき、全ての生命を吸い尽くして宇宙に帰る。

水を飲まずに植物が汚染されないうちに土地を徒歩で出るくらいしか対処法(それでも土地は結局灰になる)はな
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

2.9

@吹替

喜怒哀楽のことだろうと推測しつつもクスリで得たかりそめのキマった笑顔がどうしても喜または楽にカテゴライズできず
(このキマった笑顔を中心として目つきが全体的にヤバく、その表現には賞賛を送りた
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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

4.2

原作厨の皆様には大変申し訳ないのですが…

え…良……!

状況を強制終了するマダンテ(メガンテ)の汚名を受けたネタ魔法であり、血湧き肉躍る必殺技でもある爆裂魔法が演出装置として非常に便利で。一期のレ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キンタマぶっこ抜いても殺しても許せねえもんは許せねえよ。他の幸せで気を紛らわすしかない。

フルーツバスケット -prelude-(2022年製作の映画)

4.4

勝也が口調を崩す場面の選び方というか、ここで崩す、ってポイントがあまりにも都合のいい少女漫画の野郎然としてて残念なような笑えたような。😅

今日子の感情の幅広さと深さを兼ね備えた表現とそれに説得力を持
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紙の月(2014年製作の映画)

3.5

100%僻みだけどデリカシー欠如旦那を抜け出せれば誰でも良かったならなぜ池松壮亮なのか。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

2.4

非常に感情を使わず観てしまったのでた。が多いレビューになってしまいそうです。

この映画になったというネームバリューの影響もあるだろうけどオスカー・シンドラーの功績くらいは流石に知っていたかつどれだけ
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.8

半沢直樹があろうとなかろうと芝居ガチの双肩にキレの芝居と抜きの芝居どちらもフルに発揮させるとんでもない企画。

桜井と山崎どちらも本当の自分ではない自分を演じながら生きているけど、それを観た我々でさえ
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(1954年製作の映画)

3.7

冒頭から名曲の直後に母ちゃんの奉公に出てほしいのかほしくないのかはっきりしない情緒不安定さでジェルソミーナの育った環境の毒を見せつけて大きく下げるボルテージの乱高下。
案の定言われたことを自己流でやっ
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.8

【☆250Mark☆】

私がそんな話を信じるバカだと言いたいのか?

必要以上のグロが苦手で非サイコ系のスプラッタということで恐る恐る見た。
さすがにゾワっとくるけどそうはならんやろwwって死に方の
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

5.0

3回目くらい。

ミランダおよびアンディについてはまだまだ考察が足りないからコメントは差し控えていきたい。

形而的な美に呪われたエミリーや絵に描いたようなセクハラクソ野郎クリスチャンといったtypi
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.2

こんなのジェイミーはムラドの息子ですと言ってるようなもんじゃないか。

空手で先に武器を持ったほうが死ぬというあるあるノルマは達成されていた。

96時間(2008年製作の映画)

3.5

馬とU2のEUツアー全通がプレゼントの財力で殴るNTRの切れ味が鋭すぎて。それに靡くレノーアきもいなって思ったしブライアンの用心深すぎるところとのすれ違いを整理して落ち着いて見れるようになるまでが序盤>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まだ余韻が抜けきりません。どうすんねんこれ。

予想されて覚悟もしてたとはいえ初めにアンドリューが呼び出された時は感嘆を抑えきれなかったし会場みんなどよめいてて凄かった。
セリフとか顔出しだけじゃなく
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

市民に対する良心とか慈悲とか知らんこっちゃなので、視聴者に特定の感情を抱かせる映像作りの密着取材を見てるみたいで楽しかった。

初めの腕時計をぶんどるルーの異常性を感じ取れていると、なんかベンチャーご
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THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!(2014年製作の映画)

4.5

錦織監督の手描きへの執念を感じます。

この映画で見られる春香の魅力は、ずっと765のセンター張ってきたが故の貫禄から来る諸々ではなくて、ただ単に「悩める知り合いの声を聞ける」っていうミニマルで普遍的
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

2.9

どこまでやってもついて周る白雪姫のフォーマットに沿わなければならないという制約がかなり邪魔だったかもしれない。

ヤギと男と男と壁と(2009年製作の映画)

3.2

LSDオチがやや残念だけど超能力フリーメイソンギャグとしてはなかなか。

ジョージクルーニーに悪い顔で迫るケヴィンスペイシーとかいうありえないくらい旨いシチュエーションをオチ前の溜めに使う豪華さ。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ヴェノムとエディの距離感が愛おしい。トムハが脚本にガッツリ参加してエディとしてどういう関係性を築いていたいかを意思表示した結果がこの「ヴェノムかわいい」レビューの山なのだとしたらすごくいい好循環だと思>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.4

ザル警備wwってなると思ってたけど思ってたほどザルじゃなかったし計画性もバッチリ、友情もバッチリ。バッツかわいそうやな。

コピーキャット(1995年製作の映画)

3.9

途中のガバをクライマックスのスピード感で全て取り返すサイコサスペンス。羊たちの沈黙の後輩。SE7ENと同期。こちらは完全勝利。いやハドソン博士のそもそもの持論からすると敗北なのかも。

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