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ゴジラVSキングギドラのピッコロのレビュー・感想・評価

ゴジラVSキングギドラ(1991年製作の映画)
3.5
歴史改変。そして、新たなゴジラ

本作には、自分の住んでる広島が登場するので個人的に思うところがある作品。原爆ドームの後ろを通りすぎるキングギドラ。
数秒しか映らないけど、自分の住んでるところが映画に出てくると嬉しい。
いつも、いつも、東京ばっかでズルいやい!

前作のビオランテが興行的に上手くいかなかったので困った東宝さんは、過去の人気キャラに頼る作戦を思いつく。
どうせ、キングギドラでも出しとけば、おまえら皆喜ぶだろ。っと、大人達の声が聞こえてきそうである。
まぁ、その通りなんだけどね。

という事で、ここから数作品過去の人気怪獣が登場していくことになる。
過去の怪獣に頼らないといけないのがゴジラの悲しき宿命というか。
新怪獣も悪くないけど、これ以降で好きなのはデストロイアしかいないので何とも言えない。
新作が出来るんなら新怪獣が観たいけど・・・。

そんなVSキングギドラ。
未来人が出てきたり、タイムマシンが出てきたりとSFよりの作品になっている。2204年、23世紀から来た未来人。
彼らによって、ゴジラ誕生をなかったことにしようとする。

前作のゴジラ、通称ビオゴジは、1944年ラゴス島にいたゴジラザウルスが核実験で放射能をあび進化した。
タイムマシンに乗って、過去に戻りゴジラをワープさせ存在を抹消させようとする。

そして、歴史改変。
新たなゴジラ。通称ギドゴジと。

なかなか、複雑なストーリー展開。
アンドロイドが出てきたりと「ターミネーター」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をパクった・・・、参考にしたシーンが次々登場する。

そして、キングギドラはメカキングギドラへ・・・。

もう、何でもありなゴジラ作品でした。
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