ナガタカエラ

第9地区のナガタカエラのレビュー・感想・評価

第9地区(2009年製作の映画)
3.1
小エビちゃん健気映画。
南アフリカの民間軍事会社に務める主人公は、数年前にやってきたエイリアンの難民の管理を行っている。ある日、とある出来事をきっかけにカフカの『変身』的な悲劇に巻き込まれていく。
南アフリカといえばアルパトヘイトで有名な人種差別問題を抱えた国だが、そこに人間ではない種族がやってきたら?なシミュレーションが本作の骨子なのだが、多少のツッコミどころはあれど、エイリアンを「第9地区」という難民エリアに押し込めたり、マフィアがテクノロジーを目当てにネコ缶(好物)を暴利で売りさばいたりと、エイリアンだろうが人間だろうが事情は変わらない様子が面白い。
主人公が「ザムザ化」していく最中、協力関係になったエイリアン親子。子供(小エビ)がお父さん思いで可愛らしいですね、見た目はエビで結構アレなんですけど、な映画。
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