「言うこときかないとオバケがきちゃうぞ」と親から脅された経験は誰しも一度くらいあるはずだと思うが、そのオバケにまつわる呪いを描いたのが本作。
家族にまつわるホラーといえば『ヘレディタリー』が記憶に新しいが、ヘレディタリーが変化球としたなら本作はストライクど真ん中な正統派ホラー。大きな効果音と共にグロテスクなオバケが登場し呪術師が戦うというお馴染みのプロットではあるが、こういう正統派ホラーもいいもので。
というわけで普通にビックリするし怖いし、家に帰って風呂に入ったり寝ようとすると思い出してソワソワしてしまうような一本。
