1978年版『ハロウィン』の続編に位置する本作、ブギーマンことマイケルマイヤーズが脱獄し、現代のハロウィンで再び猛威をふるう。あれから40年、78年版でブギーマンから難を逃れたローリーはマイケルが再び野に放たれる時に備えて武器や格闘の修練を怠らず、実の娘にもそれらを叩き込み、自宅を要塞化していた。
この「ババアフォートレス」とでもいうべき自宅でマイケルを文字通り迎撃するラストは必見。『ハロウィン2』で射殺して窓から庭に落ちていたはずのマイケルが…？の場面のオマージュにニヤけつつ、そこからはローリーの独壇場、ババア無双である。
お馴染みのテーマ曲と共にマイケルがブギーマンとして復活する場面は歌舞伎で見栄が決まったような爽快感も感じることができる。
