シミステツ

ニキータのシミステツのネタバレレビュー・内容・結末

ニキータ(1990年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

タイトルバックかっこよくて笑っちゃった。男たちの歩く後ろ姿。マルバツゲーム剃りの頭いいな。

警察に尋問され「ニキータ」っていう最初の一言でニキータらしさがめちゃくちゃ出ていた。すごい。
秘密工作員に仕立てられたニキータの過激すぎる純愛映画。

「わからないときはほほえむの」
終盤の伏線になると思ったなここ。

殺しだけではなく女の美しさも教わる、というの好きだな。
ボブとの食事の場でもらったプレゼント。純粋にプレゼントだと思っていたら入っていたのは拳銃で即殺しの指令。その時のニキータのなんとも言えない悲しみの表情が印象的だった。真っ直ぐで純粋で寂しがりやなんだろうなと。

レジの男性に恋するニキータ。恋してる顔上手すぎる。「レオン」って名前が出てくるのは後のレオン?って思ったけどヴィクトル役で出てきてるジャン・レノ。
ボブにチケットをもらいベニスへの新婚旅行を楽しんでいたらまさかの指令。指令のために2人を行かせたという鬼畜ぶり。ドア越しにマルコが愛を伝え、指令待機しているシーンはハラハラした。

ヴィクトル出てきてから重厚感増したなあ。
マルコは全部知ってたんだね。それでも愛してくれたという感動…。
ニキータは最後消えてしまったんだね。マルコはマルコの、ボブはボブのニキータへの歪な愛し方だったんじゃないかな。

「君だけを愛しているから」

「私が出会ったたった一つの愛」

「彼女を守ってくれ」

「あなた宛の手紙は僕が破った」

「お互いに寂しくなるな」