大悟

300 <スリーハンドレッド>の大悟のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

300対1,000,000?!

テルモピュライの戦いを元に描かれた本作。
自分の学生自分は、専ら日本史選択だったので、こういう内容に疎くて勿体無い…。

1.戦い
紀元前の史実ベースのため、近代的な武器なんてもちろんなく、頼るものは、槍、剣、盾と己の肉体のみ。
そんなゴリゴリな漢の戦いぶりをこれでもか、と見せてくれる。
相手の兵を一撃で薙ぎ倒していくシーンは圧巻。手足、首がぶっ飛んでなんぼの戦場。

2.政治と託宣
神託が影響力を多大にもつ時代に、自由への新時代を貫くことが、どれだけぶっ飛んだ発想なのか、というのも見方のひとつかな、と。
政治と裏切り者に挟まれそうになる王妃の立場と、結果王を失うことになるのは…しんどい。

3.ラスト3日目
もうちょいクセルクセスとの戦いが、描かれたら良かったのになぁ、と。
完全敗北シーンとはいえ、一矢報いる場面が、もうちょいあったらラストの盛り上がりとしてはありではないかと。史実としては、あんな感じで完全封殺だったのかな。
大悟

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