ガスヴァンサントの独特の見方で描く、母親を探す異色のロードムービー。
主人公も仲間もボロッボロで男娼としてその日その日をなんとか暮らしていく有様。
また主人公は突然眠ってしまうという持病も持っている。
さらに、寒い街並みがその世界に拍車をかける。
とにかく、主演のリヴァーフェニックスとキアヌリーブスがカッコよすぎる。
ほとんど二人の存在感でこの映画が成り立っている。
映画でも現実でも親友の二人だが、その境遇の違いはその後の二人に大きな違いを生むことになる。
リヴァーフェニックスの内面を楽しむのもいいが、これを見て思い出す真夜中のカーボーイの方が俺は好み。
状況は似てるけどテーマはまったく違うけどね。どちらもおすすめ。
