性科学(初耳かも知れない)の父と言われるアメリカ人のアルフレッド・キンゼイ博士(昆虫学者でもある)の半生を描いた伝記ドラマ❗️
タイトルのように『キンゼイ報告』は2つのレポートから成っていて、1948年に『人間の男性の性行動』1953年に『人間の女性の性行動』が発表された。
『TIME』誌(1953年)の表紙を飾ったこともある博士に目を付けたビル・コンドンが脚本と監督を務め、製作総指揮がフランシス・フォード・コッポラ。
非常に興味深く面白かった🥺👏✨
内容はどこの国でも敢えて題材にしたりするものではないよね?ってところを、真面目に研究し調査している博士なのです。
エンジニアで宗教的に厳格な父の下で育ち、少年期は禁欲的な生活だった。その為、昆虫に夢中になり、それを突き詰め博士にまでなったが、大学生の質問から発し、人間の性行動に興味が移り、年齢、性別、様々な人間の実態を統計手法で纏め上げていく。
キンゼイ役のリーアム・ニーソンの雰囲気がバッチリ👍
少し変わり者、愛妻家、真面目、同性愛、人間愛を見落としたくない表情で見事に演じている。
妻役はローラ・リニー
キンゼイの教え子から恋愛に発展し結婚。3人の子供に恵まれ、夫を心から応援し支えている優しい女性。
父親役はジョン・リスゴー
いつもの飄々とした優しい感じではない厳しく嫌な奴を演じているのも見どころ
助手はピーター・サースガード
博士を熱心に応援するが、レポートの集計だけでは信憑性が足りないと、自ら博士と身体の関係を実体験する(実際に博士はゲイともバイとも噂された)ピーターは全裸を曝け出してます👀
SEXは机で学ぶのでなく、実体験していくのが通常パターンだと思うけど😂こういう方がいたからこそ、性生活はある程度?常識的だとか、また病気と判断されるのかも知れない。
性交渉は喜びである他に、トラウマで悩みを抱える場合もある。強いては犯罪が絡むことも多い。
判断基準は曖昧ながら、博士が発表してくれたことによる一定のラインは大切であると感じた。
前半はかなり下ネタというか?際どい単語が並び続けるので不快に取られる方がいるかな?
私はとても良作だと思ったので、お勧めしたいです🌟
リーアムとローラ、素敵です💞