Fisherman

80日間世界一周のFishermanのレビュー・感想・評価

80日間世界一周(1956年製作の映画)
4.1
特に面白いわけではないが、3時間の長尺でありながら、いろんな国を巡りつつも全く危険な目に合わないので、ヌル〜く見れるので飽きない。65年も前にこれだけの映画作れるのが凄い。
ロンドンからスペイン、カルカッタ、ボンベイ、ラングーン、香港、横浜、サンフランシスコ、ニューヨークを経由し、それぞれの国の1873年当時がわかるのも面白い。
スエズ運河の開通が1869年、アメリカ南北戦争終結後で日本は江戸から明治になった頃。横浜と言いながら鎌倉だし、着物にちょんまげだし、鶴岡八幡宮で変な屋台で物売ってるのはご愛敬。
デビット・ニーブンの堅物なイギリス紳士役と少し抜けてるけど憎めないパルパトゥが共にいい味出してる、ほんわかする映画でした。
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