インサイダーのぺぺちのレビュー・感想・評価

煙草産業の隠蔽を告発した男達を実話を基に描く
実話という事もあり終始静かにシリアスな展開で進むがテーマがテーマだけに中々重厚で重みがある社会派ドラマだった。
巨大組織の権力と圧力を目の前にしても信念を貫き通す使命、それ故に犠牲と代償を伴い苦悩と葛藤との精神が丁寧に描かれておりそれをアルパチーノとラッセルクロウの重厚な演技で更に引き立たせていた。
昔から普通に常識と思っていたニコチンによる中毒性がこの時代の時はまだニコチンの中毒性は世界では常識じゃなかったのかと疑問に思う。