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片腕サイボーグのswansongのレビュー・感想・評価

片腕サイボーグ(1986年製作の映画)
3.9
はい、やっぱり"ターミネーター"のバッタもんでした。
ただしバッタもんはバッタもんでも、これは熱い血の通った"良きバッタもん"ですよ♪
(何回"バッタもん"て言うねん俺!)


☆☆ CAUTION ☆☆
ここから先は、ネタバレを含んでおります。まだこの映画をご覧になっていない方はご注意ください。


暗殺ミッションの遂行中に人間性を取り戻し、ジョン·サクソン社長(燃えよドラゴン/エルム街の悪夢)率いる悪の組織からの逃亡を図る片腕サイボーグくん。
流れ者となったサイボーグくんは、やがてアリゾナの砂漠のど真ん中でひとり安宿を営む美しい女将といい仲になりますが、そこにサクソン軍団の刺客が忍び寄り…

淡いラヴストーリィあり、酒場での殴り合いあり、厚き友情あり、レーザーガンまで飛び出す銃撃戦あり、ヘリ対クルマのチェイスあり、サイボーグ同士の死闘あり!

短い尺のなかでダラダラやってるくせに、よくこれだけいろいろ詰めこんだもんです。

もちろんすべてのアクションシーンはユルユル×ショボショボ×激安爆安ですけど、"アンタらの観たいもんはぜ~んぶ見せたる!"という作り手の心意気が嬉しいじゃないですか♪

いちばんのお薦めシーンは、片腕サイボーグくん vs.サクソン軍団の刺客"サイボーグちゃん"の一騎討ち。

詳しくは書けませんが、サイボーグちゃんの罰ゲームみたいなコスチュームをとくとご覧あれ!(笑)
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