愚直な誠実さを持って人生を過ごしてきたフォレスト・ガンプの半生を語るファンタジー・ヒューマンドラマ
アメリカ史実の裏に実は彼がいたという構造で、アメリカ近代史をわかっていないと面白さが半減する
チョコレート箱のように開けてみるまで何が出てくるかわからない人生を、知能指数は周りより低いながらも映画の中で走る姿に象徴されるように愚直なまでにまっすぐな姿で生きる彼の姿はかっこよく見える
各エピソードも単発的ではあれどもしっかりと繋がりがあり長さを感じにくい仕掛けになっている
彼の明るさや独特の感性から話されるストーリーのテイストは本当に独自のもの
さらに彼の話す内容の中で見えてくるガンプと逆方向に行くようなジェニーの人生の過酷さが本当に辛いもので、ガンプのように純粋さの塊と一緒にいることに耐えられなかったのも共感できてしまう
久々にパパガンプ・シュリンプ行きたい