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氷の接吻の4423のレビュー・感想・評価

氷の接吻(1999年製作の映画)
3.0
妻と娘が蒸発して以来、精神を病んでいる諜報員EYEはターゲットとなる謎の女性に心惹かれていく。彼女は様々な偽名とカツラを使いながら各地を回り、関係を持った男を殺す殺人犯だった。

これはなんとも変わったラブストーリーである。もともとはTwitterにてスノードームが出てくる映画ということで教えて頂いた作品だが、これはスゴい。スノードームコレクター必見。スノードームと共に各地を回るという演出も面白く、ロードムービー的な要素も含んでいると言えるかも知れない。

ストーリーそのものはなんてことはないのだが、ステファン・エリオットが紡ぎだす不思議な空気感と諜報員EYEの病んだ雰囲気に終始釘付け。

謎の女を演じるアシュレイ・ジャッドの七変化も見もので、服装も古臭かったり、斬新だったりとやたらと細かいのがいい。
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