はる

私は告白するのはるのネタバレレビュー・内容・結末

私は告白する(1953年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

真犯人が最初からわかっている風変わりなサスペンス。
だけど、Filmarksのあらすじには書かれていない複雑な事情もからんでいたので、捜査の行方がすごく気になりました。

それにしても真犯人のケラーはひどい男。始めからローガン神父に罪をなすりつけるつもりだったとしたら、本当の悪人だわ。
陪審員がちゃんとした人たちで良かった。

裁判所から出た時の町の人々の目は怖かったです。
こんなシーンを見る度に、うわさ話に流されやすい私も同じ目をするんじゃないかってドキッとします。

告解の守秘義務について考えるきっかけになったし、自戒の意味もこめて、また見たいです。
はる

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