ピュンピュン丸

男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日のピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

3.6
寅さん40作め。ついに大台。残すところ、あと8作品かぁ。マドンナは女医役の三田佳子。その姪っ子に早稲田の一文の学生役で三田寛子。どちらも三田。

前作から冒頭の夢シーンはなくなり、今作からあけみ(美保純)がとらやを手伝わなくなっている。というか、話題にすら出てこない。タコ社長の娘あけみが「とらや」を手伝うのは不自然だからということらしいが、「ここで働けば、旦那も女房の浮気の心配しなくてすむし、タコの顔も見れるから」っていう、あけみの口上、結構ヨカッタけどな。きっと、なにか他に理由があるんじゃないかな?と邪推してしまう。というわけで、本作から三平なる青年がバリバリとらやで働いている。

寅さんに早稲田大学が出てくるのは2回目くらいだろうか。懐かしくて嬉しいな。大隈の銅像と柴又の寅さんの銅像、一回でいいから入れ替えてみてほしいなぁ。😁

満男は早いもので大学受験生。寅さんは、今回も引き際が早い。

寅さんが旅先で知りあったおばあちゃんが、入院する前に、車の中からじっと自分の家を眺めていた光景が忘れられない。自分も最期は病院でなく、少年期を過ごした実家で迎えたいと思った。

37作から41作までの5作品に出てるという出川哲朗が見つけられない!(笑)