ぶちょおファンク

ドラえもん のび太のワンニャン時空伝のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★2.5 終盤★2

見どころ
◯ジャイアンの白い長ズボンがなんか珍しい。
◯最近では普通のことだけど少しだけCGの導入が見受けられる。

気になる点
●のび太が野良犬猫や捨て犬猫を大昔の世界にひみつ道具と一緒に放った行為は“捨て猫(犬)”をする身勝手なヒトのエゴと同じ。
そこを突っ込まれなくするには単に“やむなく置いて来た…にすればいいだけで、
“のび太も捨て猫をするヒトも大差はない”との皮肉が込められているのだとすれば別だが…。
●やたらと“ディズニー(ファンタジアのミッキー)”のパロディー画を写すしつこさ…。


☆総評
冒頭の演出が実に丁寧で、80分程度の作品でここまで導入部に力を入れて作られているのに感嘆した。

最後の山場でドラえもんのひみつ道具に頼らずラスボスを倒そうとする姿勢(結局はひみつ道具も使用するが…)、
多少なりともヒトへの皮肉の効いたテイスト、
“約束”や“郷愁感”のある雰囲気なんかが良く楽しめました。


2023年27本目(+短編4本)