てるる

インクレディブル・ハルクのてるるのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
3.3
「アイアンマン」に続くMCUフェーズ1の第二弾。

アン・リー版ハルクが、監督が監督なだけに無駄に長くて辛かった記憶しかない。
映画館で寝たし。
おかげで今回も正直そこまで期待してなかったからか、そこそこ面白かった。

日本ではまだMCU自体が知名度低かったからか、「アイアンマン」よりこっちが先に公開。

そのおかげでこれは単なるリメイクかと思ってた。
当時は自分もMCUがこれだけ壮大な作品群になるとは想像だにしてなかったし。

でもまさかハルク役にエドワード・ノートンをキャスティングするとは思わなんだ。
演技派はこういうヒーローものなんか出ないと思ってたし…ただ、やはりノートンさんは案の定ハルク役をマーク・ラファロにバトンタッチ。
演技にこだわりがありすぎて、他の共演者と軋轢産みそうだし、これで良かったとは思うけど。

ハルクを追うロス将軍役にウィリアム・ハート。
その娘にしてブルースの恋人エリザベス・ロス役にリヴ・タイラー。
そしてヴィラン役に個性派俳優のティム・ロスという豪華な布陣。

ちなみにブルースに怒りの制御法を教える役としてヒクソン・グレイシーがゲスト出演してますw

ただ、MARVELヒーローの中でもハルクはそんなに好きじゃない。
そもそもヒロインは守るけど、他の人はおかまいなしに暴れまくるし絶対何人か巻き込まれて死んでるでしょ。
ていうか普通にキレやすい性格もどうかと思うし。

更に言えば、本編中はかなりMCU要素が薄い。
申し訳程度に「SHIELD」とか「スタークインダストリー」とか文字で出てくるだけ。
何も知らずに観れば単品作品だと思ってしまうかも…ラストのオマケ映像でようやく「あ、これMCUなんや」と分かる感じ。
ちなみにオマケ映像はエンドロールの途中とか最後ではなく、エンドロール直前にあります。
エンドロールを最後まで観ても何もありませんよ!




※以下は自分用オマケ映像記録※
飲んだくれてるロス将軍のもとにトニー・スタークが現れる。

トニー「理由があってスーパーソルジャープログラムは凍結された。生身より鉄のほうが信頼できる」
ロス「スターク。いつも上等な(アイアンマン)スーツを着ているな」
トニー「いかにも。厄介な悩みがあるとか」
ロス「君ほどでは」
トニー「いい話がある。我々は(アベンジャーズ)チームを編成中だ」
ロス「我々?」
その後、トニーは意味深な表情を見せてエンドロールへ。

※スーパーソルジャープログラム
第二次世界大戦あたりから行われてる?兵士を超人化する実験。
キャプテンアメリカをはじめ、X-MENのウルヴァリンやデッドプールもその計画の一環として産まれた。
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