MCUファンからも「これは見ないで飛ばして大丈夫」と言われてるかわいそうな作品
自分はまあまあ好きだけど
ブルース・バナー / ハルク(エドワード・ノートン)
吹き替えの水嶋ヒロが酷い
オープニング
面白そうだしこれから何が起こるんだ期待させる
「セブン」のオープニングを作ったカイル・クーパーが担当
いきなりヒクソン・グレイシー出てきて格闘技ファンは大喜び
ハルクになったらめちゃくちゃ強いのに格闘技習ってどうすんだ?と思ったけど、メンタルを安定させるために武道を習ってるのね
バナーの血液が入ったジュースがそのまま流通してしまう不穏な流れ
これを飲んだ人がモンスターになる展開かと思ってたらカメオ出演のスタン・リーが飲むだけかよ!
(主人公の働いてる工場が特定される流れなのでいちおう意味はある)
ブラジルのスラム街
「シティオブゴット」でも見た風景
見るたびに誰がこういうふうに建築しようと思ったのか不思議
スラム街独特の街並みを利用した逃走劇
これって普通の街での逃走劇より面白い
ここで相手はバナーの犬を銃で殺してるから「ジョン・ウィック」なら皆殺しにされてたぞ
主人公が最初にハルクになるシーン
最初の見せ場なのに暗くて見にくい
初期MCUって本当にこういうの下手だなって思う
「マイティ・ソー」も最初の見せ場が暗くて見にくかった
ハルク2回目の変身は元婚約者ベティの勤務するカリバーン大学のキャンパス内
ここでヴィランエミル・ブロンスキー / アボミネーション(ティム・ロス)
と対峙する
ハルクに銃が効かないとわかってるのに銃を撃ちまくったり「ひょっとしてこの人かなり頭悪い?」と思わせる
最後までヴィランに魅力がないのが映画をつまらなくした要因の1つ
ハルクを追うために「ミスター・ブルー」「ミスター・グリーン」という単語がメールで使われたらすぐにシールドに通報が入るシステム
「ボーン・アルティタイム」で見たブラックブライアーという単語が電話で使われた場合にすぐにCIAに通報が入るシステムを思い出す
ハルクの見た目が「進撃の巨人」のエレンに似てる
2008年「インクレディブル・ハルク」
2009年「進撃の巨人」
やっぱりマネした?
気になったダメな点
『ハルクが暴れまくる爽快感満載なシーンがほとんどない』
「スパイダーマン」なら空を飛び回ったり、小さな事件を解決したりが見てて面白い
この映画にはそういうがないけど、制作側がヒーローものとして作りたくなかったならそうなるのも仕方ない
【以下ネタバレ感想】
ベティの乗ったヘリコプターの火を消すための両手パンッ!は笑った
それで消えるんかい
息をフーッってしても消えそうだが
ハルクの発した「ハルクスマッシュ!」
「アベンジャーズ」でのキャプテン・アメリカの指示「ハルクスマッシュ!」にもつながる
最後、悪いことしてないのに追われる側になってしまうというのは「タークナイト」のラストみたい