たけp

私ときどきレッサーパンダのたけpのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
3.5
・思春期
・毒親からの自立
を描いた作品

主人公メイ(佐竹桃華)

アニメのヒロインに見えないルックス
このへんがピクサーらしくていい
かわいい女子高生しか主人公にできない日本のアニメも見習ってほしい

思春期に心身に変化がおこる
→レッサーパンダに変身するという設定で表現

ヘンテコな中国人街が舞台
「ベイマックス」でのヘンテコな日本人街を思い出す
監督のドミー・シーは中国系

・主人公のかいた妄想漫画を持ってコンビニまで抗議にいく
・学校に生理用ナプキンを渡しにいく

なかなかの毒親要素

そして母親の母(主人公から見て祖母)がまた毒親なのも「毒親は世代連鎖する」というのを表していて悲しい

いびつな母娘関係を描いた作品
ハリウッド映画って父と息子の対立や葛藤を描いた物語が多いけど母娘ものって少ないという印象だったのでこういう作品が作られるようになったのはよいこと

主人公みたいに毒親を抱えてる女の子は「No!」と言える勇気を


【以下ネタバレ感想】



最後に母親は改心してるけど現実では毒親が改心するとかないよなあ
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