このレビューはネタバレを含みます
リーアム・ニーソン主演のサスペンス・アクション映画。事故により記憶を失った植物学者の男が謎の組織に命を狙われる中、巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。
事故により目が覚めたら見知らぬ男が自分を名乗っていて誰も自分の事を知らない、、、設定自体はどこか聞いた事がありそうだがなかなか緊張感あるサスペンスで面白かった。周りの全員が敵になり孤立無縁の中、微かな記憶を辿り真実を暴いていく展開は地味ながらも見応えがある。
後半に明らかになる真相については結構衝撃的で伏線もちゃんとあり納得がいった。
今回のリーアム・ニーソンは珍しくただの学者という設定で戦闘に関しては一般人並みなのでアクションはかなりハラハラさせる。と言っても結局一般人ではなかったが笑
ただかなり粗が目立つ作品で例えば終盤で主人公の記憶が戻り自分が殺し屋と思い出した後、暗殺計画を阻止しようとするのだがこれが謎。何で急に善人になった?ジーナの為?もしかしてまだ記憶が混濁してる?そこら辺の理由があやふやなので薄っぺらく見えてしまう。妻役の女スパイも爆弾爆発させてるしコントかよと。
色々ツッコミたくなる点もあるがまあまあ楽しめた。