キッチャン

放浪記のキッチャンのレビュー・感想・評価

放浪記(1962年製作の映画)
3.8
 林芙美子の自伝的小説の映画化。
故・森光子はライフワークとしていた舞台でも有名な作品。
昭和初期、カフェの女給など職を転々としながら、詩作に励む芙美子(高峰)が、文壇で脚光を浴びるまでを描く。
高峰演じた、ひたむきで強いヒロインに圧倒されます。

 草笛光子さんは、高峰秀子さんが演じた林芙美子のライバルとなる詩人の役で、監督と高峰秀子さんが、本気で平手打ちしてたの指示で、本当に平手打ちを、したそうです。