このレビューはネタバレを含みます
知人がアメリカの高校の授業で観たと言っていたので観てみた。
アメリカの80年代はじめ頃、オクラホマ州のある田舎では貧困層と富裕層の若者の抗争があった。
貧困層グループのグリースと富裕層グループのソッシュ。
ある日グリースのメンバーの1人が、ソッシュのメンバーを刺して殺してしまう。
教会に身を隠すが、教会が火事になって中にいる子供達を助けた事がきっかけで、メンバーの1人は死亡。仲間を失ったメンバーは自暴自棄になり、強盗を働いたところで警官に射殺され死亡。
残されたメンバーは、仲間の意思を受け継ぎ1人希望を持って生きていく。
皆さん書かれているように、最大の魅力はキャスティング。
ランブルフィッシュで主演のマット,ディロンが今作でも主演だと思っていたら、トーマス・ハウエル(ポニーボーイ)が主役だった。
マット・ディロンはグリースの中では最も出番が少なく感じた。
ポニーボーイといつも一緒にいたのが、おどおどキャラのラルフ・マッチオ(ジョニー)
女の子みたいに声が高くてかなり可愛い過ぎた。
日本のある役者さんに似てるなって感じて、私ってこんな感じの子が好みなんだと分かった。
登場人物キラキラしていて観てるだけで惹きつけられる。
2つのグループの間で心が揺れていたチェリー役のダイアン・レインは美人ではないのに本当に魅力的で、彼女も存在だけで作品を引き締めてくれている。
トム・クルーズがいたのには驚いた。
ロブ・ロー、エミリオ・エステベス、もう1人どこかで見たけど思い出せない男の子が気になって気になって調べてみたら、ゴースト彼だった。
内容で1つ気になったのは、ジョニーがポニーボーイに危害を加えていた相手を刺してしまうが、あれは普通に正当防衛じゃんって思ったよ。
お気に入りシーン
両グループ決闘の最初の一発目
ポニーボーイとジョニーがナイフで髪を切り合うところ
でもナイフはドキドキしてしまって、やっぱりハサミ✂️で切って欲しい。
死ぬ前にジョニーが残した言葉。
Stay Gold
貧困層のグリースはいつも見た目うす汚れた感じだったけど、仲間にはGoldのように輝いて見えてたんだね。😇