このレビューはネタバレを含みます
ヒトラーの優秀だと言われていた取り巻きも全く理解できない装置を作ったのが普通の主人公ゲオルグ
それは正義感のようなものではなく、自由をこよなく愛するゲオルグには日々ファシズムの手が伸びている現状が違和感でしかなく、自由な時代に戻りたかった
そんな風な理由だったと思う
ところがこの主人公の凄いところは、自分の自由のためだったにしろ岩のような意志の固さが更に悲劇をもたらす結果になってしまった事だった
結局利用された挙句に銃殺されてしまったんだけど、ヒトラー取り巻きの内部の様子はよく描かれている
