しゅん

ファニーゲームのしゅんのレビュー・感想・評価

ファニーゲーム(1997年製作の映画)
3.8
【虚構と現実と真実】

胸糞映画の代表作の一つ🎬

面白い、面白くないとかではなく、
個人的にはこういう作品が後世に残ることは重要だと感じた😑

確かに胸糞と言われればそれまでだが、今作は我々の思い込みをぶっ壊す力を持っている👊💥

映画は殆どがフィクションだ✳️
悪者がいればヒーローがいる🦸‍♂️🦸‍♀️
最後はヒーローが悪者を倒すのが妥当だ💪

映画とはそれが当然の終わり方だと無意識に刷り込まれている⛎

しかし現実はそうではない❌
それをこの映画ではとにかく皮肉っている🤦‍♂️

卵を落とした本人の逆ギレ、
理不尽に痛めつけられる家族、
親子の中で最初に死ぬのが子供、
形勢逆転からの意味不な巻き戻し、
最後母親のあまりにも呆気ない死、

救いはいつ訪れるのかを観てても、いつまで経っても救世主は来ない🥺

「でも現実ってこんなもんでしょ」って胸糞と思った視聴者をカメラ目線で皮肉っている☹️

本当に胸糞なのは、これこそが真実ということ🔮

そこにこの映画の価値があると感じた🥚
しゅん

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