外は雨

ALWAYS 三丁目の夕日の外は雨のレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
3.0
VFX作品として昔の街並みが再現されたものとしてはとても良くできていると思う。ただ、映画のストーリーとしては深みもなく、原作がそうであるせいもあって漫画っぽい。

当時の懐かしさも想像と資料によるものだろうなぁといった感じでよく作られてはいますが空々しい。作られた懐かしさという点ではアトラクションを見る感覚に近いです。最後の夕日も川をはさんで東京タワーが見える線路沿いの場所、そんなところは東京にないと思います。地理的感覚と言ったものは架空とはいえ小説でも映画でもあるとないとでは説得力が違います。

あのシーンが示すのは現在の人が望む憧れとしての懐かしさなんでしょうね。
外は雨

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