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ALWAYS 三丁目の夕日のtyapiokaのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
3.8
建設途中の東京タワーをオープニングに持ってきているのが凄くよい。この映画を見て確信したが、ムカつく子どもが出てくるだけでかなりストレスが高まる。というより、邦画は日本が舞台なぶん、どうしても登場人物すべてが洋画より生々しく腹立たしい。しかし、だからこそよい部分が見えてくると人間として登場人物が浮かび上がってくる。それぞれにドラマがきちんとあるのもよい。身の回りの環境が激変するわけではなく、何かしら葛藤に一段落つけるだけというのがいい塩梅。感動ポルノかと思って観るのを遠ざけてたが、きちんと感動できる場所をつくれるのはうまい脚本だと思う。音楽の力もあるけれど。
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