今ならCGでほとんど作っちゃうんでしょうけど、これだけお金をかけて映画を作れたのは80年代だからこそでしょうね。
キャストも超豪華です。
沢田研二、千葉真一、若山富三郎、緒形拳、真田広之、室田日出男、丹波哲郎、佳那晃子
特に沢田研二の持ち前の色気とミステリアスな雰囲気が天草四郎に見事にハマってます。金色のコンタクトレンズなど、CGを使わない分リアルでかなり不気味でした。
対照的に、千葉真一演じる武骨でちょっと暑苦しい感じの柳生十兵衛もいい味出してます。
劇中で何度も殺陣がありますが
特に若山富三郎の殺陣はすんばらしいです。大きい身体でなんであんなに早く動けるのか...w
グロい描写も結構ありますが(冒頭シーンは地獄絵図w)娯楽作品として楽しんで観れました。
子どもの頃に見てたらトラウマになってたかもしれませんが笑
沢田研二の天草四郎と若山富三郎の殺陣だけでも一見の価値はあると思います。
