魔界転生の作品情報・感想・評価

「魔界転生」に投稿された感想・評価

Kenji

Kenjiの感想・評価

3.8
これまで何度も漫画化や映像化された、山田風太郎著「魔界転生」実写映画。
セットの作りや殺陣が臨場感があって良かったです。
敵の親玉を天草四郎に絞ったことで、作品をまとめ上げかつ沢田研二が演じたことで存在感がありました。
島原の乱によって斬殺された
天草四郎時貞が復活を遂げ、
江戸幕府への復讐を試みる作品。

何が面白いかと言うと、
天草四郎が魔界の力によって、
現世に名残のある英雄達を蘇らせる点。

細川ガラシャや宮本武蔵など、
名だたる英雄を味方にして、
柳生十兵衛を抱える幕府に対して、
戦争を仕掛けるのです。

若干オーバーな感じはあるものの、
それが、よりエンターテインメント性を強め、
ここには魔界の力が及んでいるのか?
とより一層感情移入しやすくなっていた。
『Fate/GO』にはまっているので元ネタを知りたくて観ました。
偉人同士のバトルロイヤルは燃えますね!
ラストの城炎上は熱が伝わってきます!
pucapucca

pucapuccaの感想・評価

3.6
厨二心がくすぐられる映画でした…

最近、舞台のCMでよく見る『魔界転生』。映像作品の中でも評価が高い81年の映画を鑑賞しました。(タイトルから、ゲーム原作だと思ってました。原作は小説だったんですね。)

この映画を含め、80年代頃の映画を見ると、今と比べて場面と場面の間が少ないです。なぜ、いつ、どうやってそのシーンに映ったのか、説明する演出が未熟で唐突に感じる事があります。
でもそのおかげで場面展開が多い=ストーリーの進行時間の割合が大きい。文字に起こすと超ボリュームになる物語がサクサクと進みます。少しわかりにくいですが、それが80年代映画の良いところです。

というわけで、この『魔界転生』も物語のボリュームが大きい!満腹満足できます。
映画はタイトル通りファンタジー要素を多分に含んだ内容。冒頭から怨念を晴らすため死者がよみがえる!他に恨みを持って死んだ者を蘇らせて仲間に!悔いが残って死んだ者も仲間にしちゃう!どこまで増えるん?

なんて見てるとやっと対抗勢力になる人物が登場。どうやって転生者を止めるか、一筋縄では行かない戦いが始まります。そこからの展開は古臭さを感じず、とても面白かったです。
和ファンタジー(と言うんでしょうか?)を見慣れてない私にはとても新鮮な映画でした。

そして何より主演の沢田研二がお耽美で美しい!男性をこういった描き方する映画、今は余り見ませんね。新しくて御法度くらいしか思い出せません。
あと、他の転生者も皆個性的で魅力的でした。

名前しか知らず、なんとなくで見始めましたが、とても楽しめる映画でした。
140分と長めですが、シーンごとは短いのでとても見やすいと思います。配信で見たら映像も綺麗でした、オススメです。
さまざまな媒体でメディア化され影響力絶大なだけあって、濃い味で最後まで血が滾る危険な映画でした…
好きなシーンもセリフもたくさんあって選べないんですが、ガラシャの笑い声が今も耳に響いて心地イイ。

和風アクション和風ホラー和風エロスの大盤振る舞いで楽しかったです。狂った一揆の大行進!嗚呼不気味!
真田広之と沢田研二のBLシーンよりも……

深作欣二監督の本気
昭和の鬼才が放つ 時代劇の名作
本当に火を放ち 撮影に臨んだ 製作陣の覚悟が伺える 背筋が伸びる映像に驚愕
燃え盛る屋敷 焼け落ちる柱
勢いを増すオレンジ色の炎が
獣のように 咆哮する
肺も焼けそうなほどの熱気の中
剣豪と謳われた若山富三郎と
それを受けて立つ千葉真一の 師匠と弟子の真剣勝負 時代劇研究家の春日太一氏の仰せの通りプロレスの大一番の対決
名勝負をしかと目撃し 大満足なのだ

当時の私の目が如何に節穴だったか 又、視点を変えるだけで 景色が一変することも学んだ それを教えてくれた春日さんには感謝しかない

このレビューはネタバレを含みます

1981年邦。原作は山田風太郎の『おぼろ忍法帖』(1967年)。天草四郎時貞が、復讐のために悪魔の力を借りて蘇り、この世に未練を残して死んだと思われる聖人や英雄、高僧といった徳高い人々を次々と蘇らせ、徳川幕府の転覆を謀るという神をも恐れぬ物語設定。九州が地獄みたいに描かれているのが味わい深い。江戸城炎上のラストは、タランティーノの歴史改変物にも影響を与えたのでは。ジュリーの「誘う男」ぶりもいいけど、黒い皮袴姿の千葉真一がとにかくかっこいい!「目に見えるものだけが敵ではない/ 己の業と運命に立ち向かえ」。
jojo

jojoの感想・評価

4.4
島原の乱で死んだ天草四郎が魔界の力によりこの世に復活。
同じくこの世に未練を残した宮本武蔵らを手下にし人間達に復讐を図る!
それに立ち向かうは千葉真一演じる柳生十兵衛!

古くは「仁義なき戦い」、新しい物で「バトルロワイヤル」を撮った深作欣二監督のパワーある演出と千葉真一の貫禄、そして沢田研二演じる天草四郎の妖しさが融合した邦画の傑作映画!
doragon

doragonの感想・評価

3.0
若山富三郎がやばい
演技を極めると妖気を出せるようになるのだろうか
殺陣の合間のんん〜ってやるやつが生々しくて
あれどうやるのだろう
この映画、久しぶり観ました
個人的にはこの映画は見る度に、終盤15分だけのためにあるなぁと思ってしまいますねー
やはりあのリアル炎上の中での千葉さんと若山さんの対決とジュリー!あの迫力満点のシーンだけ観れば大満足な映画だと思います。今回も例外なくでした
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