魯肉飯

仁義の魯肉飯のレビュー・感想・評価

仁義(1970年製作の映画)
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原題は赤い輪、仁義や巡り合いの話
青みがかったトーンによって冷たい印象が増し、淡々と動く男たちの影の輪郭をより色濃くする
朝方の白んだ気配や、田舎の冬の空気感は少し柔らかい磨りガラスのような硬質さ
メルヴィルブルーっていうみたい
全体的にかなり青い色調にこだわってて、タイトルと対照的な青い炎のような静けさを感じる

電気が消える音と火を付ける音の連続がなんかよかったな、あと触りそ〜って思った石像本当に触ってて笑っちゃった
言葉をほぼ交わさずに事が進み、静かで無駄がない様は観てて落ち着く
裏切られても仁義を立てる筋の通った姿勢
イヴモンタンが渋くてかっこよかった
魯肉飯

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