まぁ

十二人の怒れる男のまぁのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.0
めちゃくちゃ面白くて、食い入るように観るってこういうことなんだろうなぁ。カラーだと表情とか、服の色とかで気がつかないうちにその人物に対して固定概念ついてしまうけど白黒だと登場人物に対していろいろ想像できるから好き。観終わるまで登場人物は名前で呼ばれなくて番号だったの気づかなかった、、、
陪審員制度での問題点がみえてくる。最初は主人公の8番が無罪を訴えて、少数派だったけどだんだんみんな無罪派になっていく。最初は8番が間違っているって主張していた3番が最後は有罪派がひとりになる。最後のシーンはみんなが背を向けていて、3番が無罪だと泣きながら認める。おまえだけ意見が違うぞ、合わせろって周りからの威圧があるように感じる。誰が正しくて何が正解かとかじゃなくていろんな考え方ができる。

ストーリー★★★★
音楽★★
映像★★★★
好み度★★★★★
考えさせられる★★★★★
まぁ

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