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十二人の怒れる男のmotokiのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.3
汗から伝わる熱気が緊迫と気怠さを伝えてきて、それが次第に熱として伝播していくような。

ちらっとバートンフィンクの汗を思い出す。
表情以外で人が自力で出来るビジュアル的な演出は汗、涙になるのか。

人が人を捌く、正義を主観で定めなければいけない難しさと妥協を許してはいけない厳格さ。

場面転換もキャラクターの説明も無い中で、会話劇でここまで面白く、展開が出来るのが凄すぎる。
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