初めて観たのは高校生の頃。
父親が面白かったぞとお勧めしてきた本作。
内容は細かくは理解出来ず、ただ007やMIPしか観たことの無かった当時の自分には淡々としたリアリティの溢れるとても見応えのある作品として記憶に残っていました。
最近平日のレイトショーを観に行くのにハマっている目黒シネマで上映されるとのことで駆け込み。
昔理解出来なかったものが、今何か理解できる様になっているのか、そんな期待を込めて。
大人になったから、が理由なのかは分からないけれど今回はしっかり理解出来た。
集中しなければ取りこぼしてしまう情報が多いく、派手な絵がないのにずっと緊迫感があり興奮状態に置かれるのがこの映画の不思議な魅力。
スパイを淡々と冷酷に映しながらも、またそのスパイも人間であり愛に生きる事を描く。そんな作品です。
んまぁ衣装がみんなキマっている。あんな格好をしたいものです。