傑作だと言われててずっと観たかったやつ!
ある殺人事件において、陪審員?のおじさん達が一つの部屋で有罪、無罪を協議してるだけの物語。
同じような男性ばかりで、初めは誰が誰だか、、と思ったのだが、討論するうちそれぞれの個性が出てきて、後半にはすっかり見分けができるようになっている。
特に個人の素性やエピソードはあまり明かされず、それでも進展する物語。飽きさせずに益々観入ってしまう演出は凄い。
これ、50年以上も昔の作品だなんて信じられない。白黒だという事以外、それほど現代と変わってないように思えるんだけど。
有罪から無罪へ、導かれる様子も興味深く面白い。
何より一番印象的なのは
とにかく暑そうで、汗だくなのが気の毒。今ならエアコンがあるのにな〜と思った事。
それとやたらと叫ぶ一人のおじさんが、すごくうるさくて高圧的で鬱陶しかった。