mikoyan358

十二人の怒れる男のmikoyan358のレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
5.0
2009/2/22鑑賞(鑑賞メーターより転載)
その後も幾度となくリメイクされオマージュされてきたのも納得出来る、この映画に満点をつけずして何を満点にするという驚異的に面白い作品。今見直すと証拠の信憑性に若干の懸念はあれど(ただそれも「疑わしきは罰せず」という大原則から言えば間違ってはいないレベル)、心理変化の克明な描写と巧みに配置された起承転結のため、進むたびにグイグイと話に引き込まれていく。途中一時停止もトイレに行くことも許さない加速度的なテンポの良さは、全映画中でも五指に入るのではないだろうか。
mikoyan358

mikoyan358