個人的に趣味好みの作品だったのでこの評価。
若さや痛みについてよく映され画かれている映画。
10代の頃、大切なものがなんなのか分からなかった。自分の中の大切なもの。
だから痛みというすぐに分かるものに縋った。
でもね、痛みに体を向けて、大切なものから目を背けていると、心の中の大切なものと向き合いたいという心が潰されて、辛くなって、だからもっと痛みに依存するんだ。
失って始めて気づくという若さ。取り返しのつかない痛み、大切なものを失うという自分の愚かさ。
穴、や川の表現はまた見て見ないと分からないかもしれない。
女が若い時は絶対に憧れる男が移されていてなんだか少し若いときを思い出しました。
いい映画だと思います。