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ゾンゲリアのblacknessfallのレビュー・感想・評価

ゾンゲリア(1981年製作の映画)
3.6
"私には「blacknessさん来てくれた!イカすルックスで、気さくで礼儀正しい人やった!!」とすぐ連絡きましたよ。寡黙&口下手な人なのですいませんでした🙇"
これはbronze fist record代表Takaskiさんの奥様がおれのInstagramにくれたリプ。名前のとこ、本当はパンク界隈でのネックネームになんだけど、便宜上フィルマのアカ名に変更した。
何故、こんな文面なのかというと東京藝大美術館でTakaskiさんが主宰する『PUNK! REVOLUTION OF EVERYDAY LIFE』(5月9日まで)という展示をやっていて、内容も興味深いし奥様とは会って話したこともありTakaskiさんともTwitterで会話してるし、おれのツイートによくいいね👍️をして下さってたのでTakaskiさんとお話ししたいと思って行ってきた。
自分のイメージとしてはおれが挨拶してTakaskiさんが「あー!あのツイートの🤩」て感じで盛り上がると思ってたけど、実際は丁寧に接して頂いたものの「はい、初めまして」(ローテンション)とよそよそしいノリで、なんかおれが痛いファンみたいになってちょっと哀しかったんだよ。おれ、認識されてなかったんだと、、笑
展示会はよかったけど、それが少し残念だったとInstagramにアップしたら、奥様が上記のリプ送ってくれた。嬉しかったしホッとしたね😃ちゃんと覚えてくれて来場を喜んでくれてるのが分かって笑

で、何でそんな話を『ゾンゲリア』のレビューに書いてるかっていうと、勿論、映画とはまったく関係がない。「イケてるルックス」とTakaskiさんがおれを評してくれたので、年齢から考えると、もうこれが最後のルックス褒められだと思うのでメモリアルとしてここに記すことにした、分かってほしい🥺
ちなみにTakaskiさんはすごい方で、単身でタイに渡りそこで8年間、タイを始めインドネシア、ネパール、マレーシア、インド等のアジア諸国のパンクスとネットワークを作り、それらの国のバンドの音源を自身のレーベルbronze fistから数々リリースし、それらの国で多くのライブイベントを企画した尊敬すべき強者パンクスだ!
軍事独裁政権に公然と抗うミャンマーのパンクバンド、『Rebel Riot』を支援し日本で彼等の音源を流通させたことで、ここ2年ぐらい主要メディア、新聞にも取り上げられているのでピンと来る方もいるんじゃないかな?ピンと来ない方は今から記憶に刻みこんで最大限の尊敬の念を抱けよな😬💨

言いたいことは全部言ったんで、以下から本作のレビュー。

最近遠ざかってたけどゾンビ大好きなんだよ。だから時々何回も観てるフェイバリット・ゾンビが観たくなる。
こういう人はおれの他にも沢山いて特に年老いたゾンビ好きは本作好きだよね。そして生活の中でゾンビ好きですって人に本作のことを話したりすることもあるだろう。しかし、相手が言うほどゾンビ好きではなく、または詰めが甘い人だとけっこうな割合でタイトルが似てるから本作と『サンゲリア』が混同してることがあって、最初話が噛み合わなかったりすることがある。今やゾンビ映画は星の数ほどあるし、昔のは似たような邦題なんかも多くごっちゃになることはある。なのでそういう事故を防ぐことは無理なんだけど、本作と『サンゲリア』は1つのことさえ覚えておけば混同するという失態を避けられるので、それを教えようと思う。

それは眼👁️なんだよ。
全身包帯巻かれて眼だけ出した状態でベッドで寝ている男性患者に看護師が注射器の針💉をシャッと眼に突き刺すのが『ゾンゲリア』
ソンビが女性の髪を引っ張って木片の刺されて尖ったとこに女性の眼をグッ突き刺すのが『サンゲリア』
これさえ覚えておけばバッチリなんだよ😃
簡単だろ😏

ついでに言うと作風もかなり違う。サンゲはイタリアン・ゴア・マスターであるルチオ・フルチのゴアグロ・インパクト重視の見世物小屋ゾンビなのに対してゾンゲはダークで不穏なトーンで攻せオチが強烈なシリアス・ミステリー・ゾンビなんだよ。
サンゲはホラーやゾンビ好きにしかオススメできないが本作ゾンゲは重厚なミステリー好きにもオススメできる。角川の金田一シリーズが好き人は気に入ると思うな。
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